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ともだちの子どもに教えてもらった絵本
『ネコのタクシー』南部和也:作 さとうあや:絵 2001年 福音館書店
http://www.fukuinkan.co.jp/bookdetail.jsp?goods_id=1085

美しい猫や可愛い猫・性格の良い猫や恥ずかしがりの猫だけではなく、
大変ブサイクな猫やフテクサレ猫・おバカ猫
エゲツナイほど性格の悪い猫も愛していまう私。
それは猫好きのサガなのかもしれません。

この本に登場する猫は
とても性格が良くナサケ深い勤労猫です。
毎日勤労してお金を稼いできます。
滅多にいないですよ、こんな猫。

まぁ、たまにゴキブリや昆虫の死骸・ネズミの死骸等を
寝ているニンゲンの枕元に並べてくれる猫がいますが
あれも勤労の一種でしょうか。
でもいつもとは限らないし、
ニンゲンの視点に立ってみると・・・・ん?

あっ、前言訂正。いますね、勤労猫。
東照宮の左甚五郎作『眠り猫』です。しかも国宝。
・ねずみ一匹たりとも通しません
・禅問答の真っ最中
・裏の雀と対で「牡丹の花の下で寝ている」
   →追っかけない→安定と平和
等々いろんな隠密を帯びて勤労しているそうです。
ただし彫り物だから、やはりちょっと違いますか・・・。

コホン。
話がずれてしまいました。スミマセン。
主人公のトムはとにかく働き猫です。
著者が猫専門のお医者さんなので
猫の生態や癖もよく表現されています。絵も可愛いです。
子どもはオモチャで遊んでいる時に自分でお話を作ってくれますよね?
ストーリーはそんな感じで、大人も楽しく読めます。

私が気に入ったのは次の文章です。
『タクシーに乗りたいネコは、お金をひろって、
 用意して待っています。 
 ネコたちにとって、いままでお金なんて、冷たくてかたくて、
 へんなにおいがするだけで、なんの興味もありませんでした。
 でも、1ポンド硬貨のおちている場所は、知っていたのです』
ネコは本当によく知っていますからねぇ。知らないフリもしますし。

追記:犬も好きです。
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|05/14| コメント(0)TB(0)
昨日はクニンガンだったので思い出したことを書いてみたのですが、
ガルンガンとクニンガンはペアのように考えられています。
ご先祖がいらして(ガルンガン)、戻っていかれる(クニンガン)からです。

そのほかにも、たとえばバリで売られているグリーティング・カード。
カードの文面には
「Selamat Hari Raya Galungan & Kuningan」
(うーん、ニュアンスを訳するのが難しい。
 「ガルンガンとクニンガンの良き日をお迎えください」
 といったところでしょうか)
と、ガルンガンとクニンガンがペアになって印刷されています。
ちなみに昔々はそんなカード、なかったんですけどね。

ガルンガンが近づくと
子どもたちは新しい服を買ってもらったりします。
「これはガルンガンに着るのよ」という感じです。
いっぽう親世代はお供え作りに精を出します。
ガルンガンとクニンガンはお供えの量も種類も増えるからです。
そしてお供えの材料となる椰子の葉や花の消費量が一気に増え、
材料の値段もどんどん釣り上がっていきます。
これがガルンガン前の常。

話が前後しますが
日常のお供えとして欠かせないのがチャナン・サリ/Canang Sari。
(↓こちらの文中の前半、真ん中あたりの画像がチャナン・サリ)
http://pepproject.com/ourwork/ourworkENG/smes/creditcircles/canang/canang%20story.htm
このチャナン・サリはガルンガン、クニンガンに関係なく
毎日必要なんです。

それで、ガルンガンが近づいてくると深緑色の椰子の葉を買い、
チャナン・サリの箱状の部分だけを作っておく家庭もあります。
たいていチャナン・サリの箱状の部分は
水分を比較的含んだ黄緑色の椰子の葉を使うことが多いのですが、
その葉はガルンガンが近づくにつれ値が上がる。
しかも保存がきかない。

ならば、水分が少ないぶん保存しておくことができ、
黄緑色の葉よりも多少安い深緑色の椰子の葉で作っておく。
「いずれにせよガルンガン前は準備で忙しくなるし、
 それならば前もって手の空いた時間に箱状の部分だけ作っておくと
 気も楽だし時間もお金も有効に使える」という理由だそうです。

私は箱状の部分だけなら
ヒゴ状のモノで留めて作ることができます。
ただし、切り込みを事前に済ませてもらっていたならば(苦笑)。

あの・・・指先がとても辛いんですよ、お供え作りは。
ヒリヒリします。恐らく特にヒゴ留め作業。
1軒目の下宿でも2軒目の下宿でも
おばちゃんやおばぁちゃんたちが作っているのを
たまに手伝ったりしていたんですけど、
下っ端のペーペーですからチャナン・サリ限定のヒゴ留め係専門。
いろんなお供えの難しい切り込みや細工は私には無理。
おばちゃん・おばあちゃんたちは
「バリの女の指は痛い。曲がったままになることもあるのよ」
とよく言っていました。
|05/14| バリコメント(0)TB(0)
実は昨日がバリ・ヒンドゥ教のクニンガン/Kuninganでした。
昨日中にUPしようと思っていたのですが、
バタバタしていたら14日になってしまいました。。。。。

クニンガンはご先祖が天界へ戻られる日です。
ということは当然この世にお越しいただく日もあるわけで
その日のことはガルンガン/Galunganといいます。
日本のお盆みたいでしょう?
2006年のガルンガンは5月3日、クニンガンが5月13日でした。

ご先祖が各家に帰ってこられるガルンガンの日には
家々の門の前にペンジョール/Penjorを建てます。
長い竹を支柱に椰子の葉の飾りや植物などを吊るしたものです。
ペンジョール画像↓
http://www.iloveblue.com/bali_gaul_funky/jepret/detail/28.htm
ペンジョールはバリの聖なるアグン/Agung山を象徴したもので
天界からいらっしゃるご先祖へ
「ウチの家はここですよ」と目印になります。
なおペンジョールはガルンガンの時だけではなく、
寺院の祭礼がある時に家々の門に飾られることもあります。

私の下宿先ではペンジョールを作るのは兄ちゃんたちでした。
お供え作りはたいてい女の人の仕事ですが
ペンジョール作りは何故か男の人の役割でした。
ウブッド/Ubudから北のほうではペンジョールだけではなく、
椰子の葉を丁寧に編んだラマック/Lamakも
飾られていた記憶があります。

なおガルンガンには
正義が不正に勝利した日という意味もあります。
そしてガルンガン、クニンガンともに
私の部屋の神棚にも特別なお供えが供えられていました。
(神棚と書きましたがバリの単語が思い出せません。
 聖水やクリス/keris=刀など
 身を守ってくれる大事なものを置く場所のことです)

ご先祖が天界へ戻られるクニンガンの日は
必ず午前中にお祈りをしなければいけません。
私のご先祖はバリ人ではないと思うのですが
朝から叩き起こされて寝ぼけまなこで水浴びを済ませたのち
下宿先の人たちと一緒にお祈り。
そして、そのあとは下宿先のご始祖のお寺へ
一緒に参拝に詣でるのが常でした。

今日はクニンガンの翌日ですので
サケナン/Sakenanのお寺で
テレック・バロン/Telek Barong舞踊劇が奉納されると思います。
今もスミニャック/Seminyak村のグループが来て演じているのかしら?

バロン・バンカル/Barong Bangkalを見たのは
サケナンが初めてでした。
テレックのお面には耳がついていたのも覚えています。
その耳には大きなスバン/Subang(ピアス)がついていて。
テレックの踊りは少しチョンドン/Condongっぽくって
本当に綺麗だったなぁ。今はどんなふうになっているんだろう?
|05/14| バリコメント(0)TB(0)