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またちょっと忙しくなりそうなので、
来週月曜くらいに更新ができたらいいなーと思っています。
希望的観測なので、火曜以降になるかもしれませんが。

いま気がついたのですが『暦とか(下)』の関連に挙げた
Marking Timeの著者のDiana Darlingさん。
お名前が月の女神のダイアナさんなんですね。
お名前にして、お月さんだったとは。さすが。
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|05/25| 未分類コメント(0)TB(0)
The Moon Age Calenderさんから月齢のブログパーツを頂戴して
カレンダーのところに貼りました。
月齢の左のボタンをクリックすると、次の満月の日が表示されます。

私は満月や新月を忘れてバリへたまに電話しては
家で留守番している人から「みんなお寺へ行っていないよ」と言われます
(バリの人は満月や新月にもお寺へ行って、お祈りをします)。
そんなマヌケな私に月齢プログパーツは、ありがたいブログパーツなのです。
いつも月を見ているけども、すぐ忘れてしまうし。
このブログパーツのおかげで
少しは今の月の状態を意識できるかと思います。

話は変わり

バリの人は満月や新月にもお寺でお祈りをおこない
(村によっては大きな宗教行事をおこなうケースもあったと思います)
毎日供えるお供えに加えて、特定の日には特定のお供えを供えたり
ほかにも宗教行事をおこなったり・参加しなくてはいけない等
とにかく忙しいです。
外国人の私は「よくそこまでしっかりと日を覚えているなぁ」と思うほど。
かなり年配の女性になると手や指を使って
「こんどが○○の日だから、そこから○○日進むと
 次は□□のお供えを作って供える日or△△の宗教行事の日」
というふうに、日を知る方法があるようです。
知人の家のお祖母ちゃんが、そうやって計算しているのを見たことがあります。

しかし、とりあえずは元祖バンバンおじさんのカレンダーです。
バリの家庭に必ず1つはあるくらい、ポピュラーな万能カレンダーです。
|05/25| バリコメント(0)TB(0)
これは、バンバンおじさんのカレンダー↓2007年5月。
pakbambang10001.jpg
左には上から下へ「日月土~」と太陽暦の曜日がインドネシア語・
バリ文字・英語・日本語(Nichiyobiとローマ字)・中国語で表記されていて、
上の段にはWUKU(ウク)という210日を1年とする暦の各週の名前が書かれています。
オダランという寺院開基祭は、ウク暦をもとに行うのが一般的です。
先祖が帰ってくるガルンガン(Galungan)という祭事もウク暦に準拠しています。

日にちは升目を縦に進んでいます。
各升目内に目をやってみると数字(日にち)を囲んで、
細かい字が三方に書かれています。
このカレンダーをパッと見て目をひくのは1日と31日の小さな赤いですが、
これは満月の日であることを示しています。
いっぽう16日の●は新月の日。
17日の赤い字は国民の祝日をあらわしていて、キリスト昇天日。
インドネシアにはキリスト教徒のほかにバリ・ヒンドゥ教徒の人も、
イスラム教徒の人も、仏教徒の人もいますが、この日は国民の祝日。

そして今日5月25日のマス目を見てみると
ちょっと太い字でG.Tegeh,Paing, Sasih Sadhaと書かれていて
あとは別の暦の曜日と思われるものがこまごまと書かれてあります。
以前にも触れたと思いますが
バリでは太陽暦のほかに、いろんな暦を用いるからです。
(バリには全部でいくつの暦があるんだったっけ?とにかく多いです)
そのうちG.Tegehというのは3日で1週間とするトリワラ(triwara)暦のうちの
G.Tegehという曜日であることを指し、
Paingは、パンチャワラ(Pancawara)と呼ばれる5日で1週間とする暦のうちの
Paingという曜日。
そしてSasih Saddhaは、
太陰暦に似ていて、1年が12ヶ月からなるサカ(Saka)暦内の
Sasih Saddhaという月のことです。
私は暦に強くないので大きなことは言えませんが
ウク暦・サカ暦・5日1週暦・3日1週暦と太陽暦を
とりあえず押さえておくのが肝心かと思います。

というわけで
(えらそーなこと言ったしな。なんか言わないと)

サカ暦といえば・・・
ニュピ(Nyepi)という外出も音を立てることも火を使うこともできない日は
サカ暦の新年にあたります。
農耕に関する儀礼もサカ暦をもとに行われます。
あと、バロン劇が上演されなかったこともありました。
私が下宿していた村のオダランという寺院開基祭は
ウク暦をもとに行われていますが、数年前のオダランのときは
「今回はサカ暦の月が悪いからバロン劇はなし」となりました。
別の村に住む人に「~ということがあった」と話すと
「うちの村はサカ暦の月が悪いとか、そんなのに関係なく
 バロン劇を上演するよ」と言っていました。Desa Kala Patraの1事例。

3日1週や5日1週の暦は単独で用いられるのは少なかったような気がします。
たいてい
「ウク暦の何々週と3日1週(もしくは5日1週)のなんとかの日が重なる日は」
と言って、下宿先の女の人たちが夜遅くまでお供え作りをしていて
迎えた当日は鉄や金属でできたものにお供えを供える日であったり、
植物にお供えを供える日であったり。
あー、そういえばカジュン・クリウォン(Kajeng Kliwon)。
カジュン・クリウォンは3日1週と5日1週の最後の曜日が重なり合う日で、
この日は悪霊とも呼ばれる地下を司る方々たちへ特別のお供えをお供えします。
また、災いが生じやすいといわれているのもカジュン・クリオンの日で、
「特別な用事がない限り、前の日の夕方からはあまり外へ出かけないほうがいい」
と言われたこともあります。同様に、人と会う日を決めようとして
「あっこの日はカジュン・クリオンだから別の日にしましょう」と
言われたこともあります。
私が下宿していた村では、
カジュン・クリオンの日にランダが村を練り歩いていました。

うー、話が長くなってしまいました。すみません。
そういう宗教儀礼の日なども含めて
パッと一目見てわかるように視覚化した人が
カレンダー内に映っているバンバンおじさんなのです。
宗教儀礼の予定日を知る時や、ちょっと先の予定を決める時に
バリではこのカレンダーがとても役に立っています。
かなり昔から、このカレンダーに似たカレンダーが数種類売り出されているほどで、
本当にバリの人に愛用されています。
|05/25| バリコメント(0)TB(0)
さて、バンバンおじさんのカレンダーは、A3くらいのサイズで結構大きいです。
これは下部の画像。同じく2007年5月。
pakbambang20002.jpg
あーあ、いがんでしまった・・・。
下の升目に赤い字で書かれているのは、また別の暦です。
これはたしか、7日間を1週として6つの週で1回りとなるインケル(Ingkel)という暦です。

そして下部と右側に細かい字で溢れんばかりに書かれているのが
バリ・ヒンドゥ教の主要儀礼の日と、各地に建つ大きな寺院でオダランが催される日。
(もちろん、ここに載せきれないほどに各地の寺院でオダランが催されます。)
さらに、何かを行ったり始めるための吉日などが挙げられています。

次に、これは6月。
pakbambang30003.jpg
目立つところで1日の赤い字。
今年のこの日はワイサック(Waisak)といい、
仏陀の誕生・悟り・涅槃を祝う仏教の大祭日です。国民の祝日です。
バリにいたころは日本人の私を見て
「ワイサックをお祝いいたします」と言ってくれる人もいました。
そして27日のガルンガンとともに26日と28日にも赤い
15日は新月で、29日は満月です。

というわけで、バンバンおじさんのカレンダーがあれば
「えーっと、いつ満月だっけ?いつガルンガンだっけ?」と
騒がずにも済むのですが、私が単に怠けもんなんですね。
見ているようで見ていないというか、
たまに全く日を覚えていないことがあって。
そんなわけで、
ブログパーツも貰ってきて強化を試みようかと思う次第です。

ただし、すでにお気づきかもしれませんが
ブログパーツでは満月は6月1日と表されていますが
バリではその前日の5月31日を満月と解釈しています。
ブログパーツだけではなく、バリで満月とされる日は
日本よりも1日早いのが常です。

関連
・The Moon Age Calender
ブログパーツだけではなく、モバイル用もありました。
http://www.moonsystem.to/
・Marking Time(Diana Darlingさんによる解説、英語)
イスラム圏、中国、ジャワ、バリの暦に関する解説。
http://www.seasite.niu.edu/Indonesian/Marking%20Time%20%20Latitudes%20Magazine_files/vol36-6.html
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