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小説は「入ってしまう」ので、なるだけ避けていますが
一時、ネズミの登場するフォークロアに関心があり
その流れでこの小説を知りました。
「メキシコ人はなぜハゲないし、死なないのか」
http://www.raku.co.jp/tetsuya/mexico.htm
著書自らデータファンタジーと述べているとおり
WHOの各国別自殺率データも援用しつつ、
ゴンドワナ大陸から始まる地球の歴史、テオティワカン、
大航海時代にメキシコが受難した歴史やあらゆる空間を
ネズミたちと人生に疲れ果てた男がロードトリッピングしていきます。
危険に身を晒して入手した素材で料理したり、食べながら。

登場するキャラクターは
人生に疲れ果てた中年男「タカハシ」、
そして「涙キノコ」「モナーク蝶」「風船男」「みぞれ蜘蛛」
「火消し屋マルコと不愉快な仲間たち」「憂鬱の砂嵐」etc。
さらに、赤いリュックを背負って
ブラックビーンズの靴をはいていたネズミの「マルセロ」。
ハゲて威厳に溢れる知的な学士老ネズミの「ボラボラ」、ほか。

マルセロの語り口調は舌足らず気味の可愛らしい短文
「マルセロ知ってる。昔と今とこれから。
 マルセロ、キノコ食べちゃった」
かたや老ネズミのボラボラの話は知的で長く、時にはイヤミも交える。

読み進めていくうちに話の展開に惹きこまれ、同時に
「つぎはどんなキャラクターが出てくるのだろう?」
「どんなネーミングなのだろう?」とワクワクしました。

物語の結末は・・・・
蓮の花を発見したような、
マリモ状の乾燥した植物が風に吹かれて砂漠を転がっているような
カンジです。

ちなみに著者の明川哲也氏はドリアン助川氏だったのですね。
聴いたことはないけども「叫ぶ詩人の会」のメンバーで
現在はAnd Sun Sui Chieというバンドで活躍されているそうです。

ん~、こんどはメキシコ繋がりで
オクタビオ・パスの「孤独の迷宮」を読み直そうかな。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4588001140.html
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