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インスタント・カーマのフィルムを初めて観たとき
不気味なインパクトと強い違和感を感じました。

演奏しているジョン・レノンたちに混ざって
椅子に座り、ハチマキみたいな目かくしをして編み物を編んでいるオノ・ヨーコ。
見るからにすごく不自由な感じ。
そして「この人はいったい何やってんだ?」と。

笑ってしまいそうになるんですけど、笑えないんです。
迫力ありすぎ。こわすぎ。ワライの扉が開かれていない。
だってジョン・レノンだから。
そしてオノ・ヨーコだから。
あれが他の人なら、さんざん笑えたのに。

子ども心に「つらいフィルムを観たなぁ」と思っていたわけですが
それから数年後。
くだんのパフォーマンスは
女性たちが抑圧されていることと家事を強いられていることへの
アンチテーゼを意味していた、と知りました。
2人がインタビュー集でそう語っていました。

そして最近(ちょっと古い記事ですが)
アナスイみたいな椅子に座って編み物をパフォーマンスするオノ・ヨーコ。
20060623024954.jpg
 画像は朝鮮日報2006年4月30日より引用

同じ編み物パフォーマンスといえど
インスタント・カーマとは全くの別種で、違和感も闘争的な感じもしない。
それもそのはず。
今回はパフォーマンスはナムジュン・パイクを追悼するためのもので
    
    大きな中国の陶磁器を割って450のかけらにしてから
    観客に分け与えるパフォーマンスを行なった。
    観客が陶磁器のかけらを持って行く間、
    オノ・ヨーコは青い毛糸で編み物をしながらパイク氏を追悼した。

             朝鮮日報2006年4月30日より引用

なるほど。そういう意図があったんですね。

記事ならびにインタビューはこちらでどうぞ。
オノ・ヨーコに聞く「白南準ってどんな人?」
  オノ・ヨーコが語るナムジュン・パイク(上)

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/04/30/20060430000007.html
短いけどもナムジュン・パイクへの哀悼と尊敬が伝わる、良い記事です。
ジョン・ケージやフルクサスとも関係があったんですよね。
あの時代の人たちのパワーと創造力には心服しています。

続編もどうぞ。
オノ・ヨーコ「模倣では決して成功できない」
  オノ・ヨーコが語るナムジュン・パイク(下)

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/04/30/20060430000010.html

オノ・ヨーコも70代なんですね。健康で長生きしてもらいたいです。
自分のための編み物はしないのかな?
私の知り合いに、めちゃくちゃ編み物が上手で、家事もこなす男性がいます。
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|06/25| 未分類コメント(0)TB(0)












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