上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
|--/--| スポンサー広告| |
<注意:怖いかも!>
(↑赤字部分8月9日追記)

バリに長く滞在すると、不思議な出来事に遭遇することもありました。
数年前のちょうど今頃。
下宿先の兄ちゃんと一緒に遠出をし、
夜市で食事を済ませて駐車場へ向かおうとすると
全身をボロボロのバティック数枚で覆った老人がこちらへ向かってきました。
そしてインドネシア語で「今日の予定はもう終わったんですか?」と私へ尋ねました。

知らない人だったのですが
「はい、もう終わりました。今から帰ります」と私が答えると
隣にいた下宿先の兄ちゃんへバリ語で
「今日の予定はもう終わったんですか?」と同じことを尋ねます。
兄ちゃんがバリ語の丁寧語で「もう終わりました」と答えると
老人は再び私へ
「今日の予定はもう終わったんですか?」と尋ねました。

私は「老人だから耳が遠いのかなぁ」と思いました。
そして「はい終わりました」と答えようとすると
兄ちゃんは突然私の手を取って走り出したのです。
走りながら
「なんで走るの?じいちゃん可哀想」と言うと
「あとで説明するからとにかく走れ。逃げるんだ。後ろは見るな」

車中での会話
  私「どうして見ちゃいけないの?私見たよ」
  兄ちゃん「おまえは・・・・」
  私「あの人すぐにいなくなったよ。可哀想に。老人がこんな夜遅くに」
  兄ちゃん「とにかく急いで帰る。お前はネガティブじゃないよな?」
  私「急にどうしたん?私は毎日笑ってるし」
  兄ちゃん「お前には目的があるよな?
      明日は朝から厳しい○○女史に稽古してもらうよな?でも楽しいよな」
  私「どないしたん?」
  兄ちゃん「毎日楽しいだろ?そう言え。楽しいと言え」
  私「(ワケわからん)こういう兄ちゃんもいるし、おもしろいよ。
    このあいだは油断してたら○○女史に蹴り入れられた、アハハ」
  兄ちゃん「だから楽しいよな、ワハハ」
  私「(ますますワケわからんので)ワハハ」
家に着くまで、そんな調子の会話が続きました。

そして家に着くなり兄ちゃんは真剣な顔で
「母ちゃんの部屋の祭壇で祈って聖水を貰え」と私へ命令しました。
その様子にただならぬものを感じ
素直に従ってお祈りをしようとすると
母ちゃん&兄ちゃんがバリの丁寧語で私の名前を織り交ぜながら
祭壇の神様へ何かを真剣に伝え始めました。
続いて、お祈りをすませた後、兄ちゃんが出来事を説明してくれました。

いわく

その老人の鼻の下に溝が全くなく
顔が黒いのに向こうが透けて見える感じがしたとのこと。
鼻の下に筋がない人はバリでガマン/Gamangと呼ばれる
幽霊やアチラの世界の住人。
さっきは「今日の予定はもう終わったのですか?」と3回話しかけて
アチラ側の世界へ誘おうとしていたそうです。
兄ちゃんが私へ「楽しいと言え」と強要したのは、
この世を楽しんでいる私をあの世へ奪う必要がないこと
及び私を追う必要がないことを老人(ガマン)へ知らせるため、
そして兄ちゃん自身の恐怖感を払拭するためだったそう。

ガマンに関する話は、以前耳にしたことがありました。
この世の人間をアチラ側へ誘惑したり、
人間の身体に入りこむのが目的なのだそうです。
特徴は同じ内容で3回話しかけてくることと、鼻の下に溝がないこと。

私も短い会話を交わした時に老人の顔を見ました。
しかし私は目が悪いうえに夜だったので、
鼻の下の溝まで確認できなかったし
顔が透けていたのもわかりませんでした。
恐怖感もまったく無く、
今も本当にその老人がガマンだったのか私にはわかりません。

その翌日、別の村に住む伝統医に会うと
「おまえ昨日は本当に危なかったな」と言われました。
私はその伝統医へ何も言っていなかったのに、
彼は私を一目見るなり、何かがあったとわかったそうです。

いっぽう下宿の村では、兄ちゃんが村の人へ話していたらしく
「ガマンにインタビュー(笑)されたんだって?」
「怖くなかったの?」
と、いろんな人から話をせがまれ、同じ話を何回も繰り返しました。

不思議だったのは
老人と会った時にとてもきれいな音楽が流れていたことです。
いつまでも聴き続けていたくなるような音楽でした。
兄ちゃんへ
「とても素晴らしい音楽が流れていたよね?」と尋ねたら
「音楽なんか何も聴こえなかったし、誰も演奏していなかった。
 お前だけが聴いたんだろう。やっぱりお前が狙われていたんだ」

私は「後ろを見るな」と言われる前に何度か後ろを見たし
ガマンと老人の特徴を挙げられてもわからなかった。
おまけに素晴らしい音楽に耳を奪われていたし・・・・。
そんなアホの子状態だった私は
兄ちゃんの恐怖感と責任感によって助けられたのでしょう。平伏感謝。
スポンサーサイト
|08/06| バリコメント(3)TB(0)
いや、危ないところでしたね。

私もインドネシアで(バリではなくジャワでですが)この類のことで危害を加えられたこと、守ってもらった(たぶん)ことそれぞれ経験があります。

日本でこんな話をしても、なかなか信じてもらえませんが。

怖い、という感覚よりは、そういうこともあるだろうなあ、と全く不思議に思っていない自分が不思議でした。

世の中に存在するのは、目に見えるものだけではないんですよね。
2006/08/07 11:29* URL* [ EDIT]
【母】
こ。。これは・怖かった!久々パニック障害の発作が出そうになり慌てて薬飲んじゃいました。しかし世界は広い。私の世界広げなきゃなー。のりりこさんの世界は広いですね!
2006/08/09 15:04* URL* [ EDIT]
【のりりこ】
母さん、ごめんなさい。9日付で笑えて役に立つものをUPしておきましたので、どっかん&モリモリやってくらさい。
2006/08/09 17:36* URL* [ EDIT]












 管理者にだけ表示を許可する

http://desakalapatra.blog50.fc2.com/tb.php/158-de85053f
この記事にトラックバック(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。