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例によって、ちらっとCDジャーナルを見てみたら

『ジム・オルーク新作は武満徹の音世界に挑戦!』
『今年没後10周年を迎えた、
 日本を代表する現代音楽作曲家の武満徹の楽曲「ピアニストのためのコロナ」に、
 ポスト・ロック・ブームの立役者である鬼才ジム・オルークが挑むアルバム
『ジム・オルーク・トランスレート・タケミツ』COCB-53573 (\2,625(税込))が 
11月2日にリリースされます。』
http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=12578より転載-
とありました。
ジム・オルークがどんな音を出すのか楽しみです。

CDジャーナルの記事でも触れられていますが
「ピアニストのためのコロナ」の記譜法は図形楽譜なんですよね。

以前、私は『武満徹→デヴィッド・シルヴィアン→坂本龍一』
http://desakalapatra.blog50.fc2.com/blog-entry-40.html
「『芸術新潮5月号 - 武満徹特集』を買った」と述べていますが
その『芸術新潮5月号 - 武満徹特集』に
「ピアニストのためのコロナ」の楽譜が掲載されていて
グラフィック・アートや美術作品のような趣を強く感じました。
美しくて、なんだかヘンテコ。切り込みが入っていて重ねることもできる。

そこでWEB上でも
「ピアニストのためのコロナ」の楽譜を見ることができないかと探してみたら、
ありました。
草月アートセンターのグラフィック・デザイン展
http://www.kuwano-trading.com/contents/sogetsu.html
↑のページに「アクセスは→こちら」と書いてあるところがありますよね?
その真下の作品が「ピアニストのためのコロナ」楽譜です。
カラフルで、一見とても楽譜とは思えないです。
武満徹氏が1人で作ったわけではなく
グラフィックデザイナー&著述家の杉浦康平氏との共同作品だそうです。
材料および手法はシルクスクリーン、紙。1962年作。

もう1箇所、Score Gsalleryさんから
http://homepage1.nifty.com/iberia/score_gallery_takemitsu1.htm

なお『芸術新潮5月号 - 武満徹特集』には
この楽譜を1枚ずつ撮影した写真やケースも載っています。
また同じく杉浦康平氏との共同作品である、
プラスティック・フィルム、手彩色による「ピアニストのためのコロナ」の写真も載っています。

ちなみに『芸術新潮5月号 - 武満徹特集』によると
 ・紙バージョンのほうはイタリアのブルーノ・ムナーリに贈ったものらしい。
 ・ピアニストの高橋悠治(クセナキスのお弟子さんでもある天才的ピアニストおよび作曲家。
   余談ですが高橋悠治さん自身の作品も素晴らしいです、
   たまりません)の第2回リサイタルのために作られた
 ・「この曲を演奏するピアニストは、特に色と形にセンシティブであってほしい」と
   指示書に記されていた
そうです。

こういう図形楽譜の現物を見ることは難しいので
近くの図書館で『芸術新潮5月号 - 武満徹特集』をご覧になってみてください。
(武満徹関連の本は最近けっこう出ているので、
 ひょっとすると『芸術新潮』以外でも写真を見ることができるかもしれません)

図形楽譜は滅多に実物を見れないため、写真を見るだけでも楽しいです。
武満氏以外にも図形楽譜を発表している作曲家は多いので
図形楽譜の写真集とかあればいいのにな。

関連
・武満徹 VISIONS IN TIME(本)
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=952947&GOODS_SORT_CD=105
  例によって、気になっていたのに購入を忘れておりました。反省
・ブルーノ・ムナーリ
http://www.arengario.it/mostre/munari/idxmunar.htm
   イタリア語(私にはわかりません)。個人の方が運営されているようす。
   写真が豊富で素晴らしいです。
   ブルーノ・ムナーリ氏の絵本も有名ですね。 
・宇宙を叩く―火焔太鼓・曼荼羅・アジアの響き(本)http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-ISBN=4875023804
   杉浦康平氏の著作。
   昔はバリやインドネシア関係の日本語の本が少なく、
   氏の著作を通じてインドネシアのいろんな世界に触れるとともに、お世話になりました。
   「宇宙を叩く」・・・気になっていたのにまだ読んでいません。反省。
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|08/23| 音楽コメント(0)TB(0)












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