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数日前の『バリの家』の続きです。

当時(90年代中頃)1軒目のお家にはガス・レンジがなく
薪や簡易コンロみたいなものが加熱の中心でした。
当然、薪なぞ高度なものを私が使いこなせるはずがありません。
何か料理したいものがある時は
家の女性陣に頼んで火を起こしてもらうわけです。
火の加減も他力本願。消火も他力本願。
台所の棟自体は広く6畳くらいありました。しかし薄暗い。
さらに掃除好きのオネーサンが料理したあとは
床に水を流して掃除するのが常で、私はよく滑りました。

その家でも、のちにお世話になった2軒目の家でも
別棟の食卓に料理を運んで食事することもありましたが
「食卓を囲む」というのは最近の風潮みたいです。
家族でも食べる時はバラバラ。
食べたい時に
台所かお気に入りの場所でサササッと食べるのが一般的。
お皿にご飯をドカッと入れて、その周りや上におかずを乗せ
左手でお皿の底全体を支えるように持ち、右手を使って食べます。
スプーンやフォークを使うのも素手で食べるのも、お好み次第。

台所で食べる時はしゃがんで食べていました。
やはりこの場合は素手で食べるほうが多かったです。
対して、食卓で食べる場合はスプーンとフォークを使用。
慣れてくると素手で食べたほうがおいしかったです。
スプーン等器具を使うと異物感を感じた、というのは大げさかしらん。

1軒目の家のオネーサンも
「私は食卓で食べるより台所で食べるほうがリラックスできる」
と、台所でよく食事していました。
最初は食卓へ運んで食べていた私も
そのうち台所で食べるほうが気がラクになり
やがてオネーサンとは「食事仲間」のような関係になりました。
2人の食事時間帯がほぼ同じだったからです。

気さくなオネーサンは食事中もいろんな話を聞かせてくれるのですが
さすがバリ人。
食事時間が異様に短い。あっという間に食べてしまいます。
私が半分食べたかどうかという頃に、もう食べ終わっている。
そしてオネーサンは空のお皿を持ったまましゃべり続け、
話を聞いて返事している私は食べる時間がどんどん遅くなる。

オネーサンの演説タイムのおかげでいろんなことを教えてもらい
のちのちの生活に非常に役立ったのですが
気がついたら1時間半近くも台所にいたこともありました。
それをきっかけに私もスピードアップ化を図ることができたものの
日本に帰国後しばらくは「もっとゆっくり食べろ」と
よく言われました。

今はその家もガス・レンジを使い、PCを普通に使っています。
しかしそれに逆行するかのように、
その家のご主人は家族の目を尻目に髪を伸ばし、
山に住む隠遁者のような生活を1人でおこなっているそうです。
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