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イラン音楽研究者でありサントゥール演奏家でもある
友人の谷正人さんが
長年の研究の成果を出版されました。

タイトルは 『イラン音楽 声の即興と文化』 谷正人 著  
青土社 定価2730 円(本体2600 円) ISBN978-4-7917-6354-2
http://www.seidosha.co.jp/index.php?%A5%A4%A5%E9%A5%F3%B2%BB%B3%DA
  「絢爛かつ細密な旋律と即興演奏を醍醐味とするイラン音楽。
   その魅力の核心を、現地で学んだ気鋭の研究者兼演奏家が
   はじめて解き明かす。民族音楽研究の枠をこえて、
   近代西洋的な 「自由」 「個性」 や
   従来の 「即興」 概念を書きかえる、画期的成果。
   貴重な現地録音と参考演奏の CD 付。」
   (↑上記出版社サイトの紹介を転載)

iranongaku.jpg

(画像に写っている本以外のものはイランと全く関係がありません。
 ただの飾りですのでご容赦を)
 
私はまだゆっくり読める時間がなく
空いた時間に少しずつ読み進めている状況なのですが
本書のまず大きな特徴は
「イラン音楽について日本語で書かれた、
 ほとんど初めてのまとまった書物である」ということ(同書 p.21)。

また本書の関心事は
「イラン音楽の学習プロセスに着目するなかから、
 学習者がどのように『規範』を体得し、
 イラン音楽の特徴のひとつである『即興演奏』を
 可能なものとして明らかにすることにあるのである。
 ならば、このような試みの成否は、その学習プロセスにおける
 数々の『出来事』とそのプロセスが最終的に目指しているところの
 『即興』という営みを、いかに当事者ならではのリアリティをもって
 描き出せるかにかかっていると言えるだろう。
 つまり本書ではできるだけ、
 概説的な記述にありがちな辞書的に説明を避けたい、
 ということが念頭に置かれている」(同書 p.22)。
 
各章がおもしろく、また内容も多岐にわたっているので
簡単に感想や意見を述べることは難しいのですが、
イラン伝統音楽に関心のある人だけではなく
ロックやレゲエ、ラップ、クラシックなど
さまざまなジャンルの音楽が好きな人にも
是非読んでいただきたい本です。
なぜならば、
とくに「即興」に対するイラン音楽の解釈および視点は
とてもおもしろく興味深いから。
凝り固まった私たちの考え方を、打ち破ってくれるものがあります。

CDもついているので、イラン音楽を聴いたことがない人にも
最適だと思います。
また、イラン音楽以外の建築等さまざまな文化に興味のある人にも
ぜひ読んでいただきたい。
おすすめいたします。
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|08/05| コメント(0)TB(0)












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